チークのハンドメイド無垢材家具の専門店。オリジナルソファーからアクオスの広告使用のテレビボードまで。
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■チーク材家具ができるまで。。。

 ここでは当店で扱っているチーク家具の製作過程をご説明します。
当店の家具に使われているチーク材はすべて古木のチークです。
チークは切り倒されてすぐの若いものは、伸縮、膨張や反りが激しいため
家具の材料として使うことが困難な為、古いチーク材ほど高値で取引されています。
 古いチーク材というのは材木として何十年も保管されていた物は少なく、
もともと建物の建材として使用されていたり、船の材料だったものが解体された古材が
ほとんどです。(写真1)
それも、その木がどれくらい古いものかにより、値段はとても変わります。
 古いチークは乾燥が進んでいるため反りや割れが少なく、見た目にもとても味があります。
ですから、デザインがまったく一緒の家具でも、すごく高価なものから安値のものまで
様々です。ですがやはり古いチークを使っている家具の持っている重厚感や存在感が
新しいチーク材を使ったものと天地の差があるのは言うまでもありません。
 家具として使用されるチーク材は写真1のような柱として使用されていたものが多いため
幅20cm〜25cm位しかありません。ですので幅が30cm〜40cmのものになると
大変、希少なもので手に入れるのも困難なうえに、とても値段が高くなります。


当店の家具がすべてアンティークのように見えるのは上記のように
古木を使っているためです。

次の過程は写真1のような古木チークを削ったり、
釘がささったままのものもあるので
家具の材料として使用できるように加工します。(写真2)
そこからはじめて家具の形作りが始まります。
バリの家具工場には家具製作と、仕上げの2種類の
それぞれ専門の職人がいます。
まずはじめに家具製作専門の職人によって
家具の形ができあがります。
その後、仕上げ専門の職人によってサンディングと
フィニッシュが行われます。
大昔はほとんどチークオイルを塗っただけのオイルフィニッシュが
ほとんどでしたが、最近のチーク家具は
シェラックという塗料でフィニッシュをします。
ここでシェラックについて少しご説明します。


「シェラック Shellac」とは、3000年以上昔に使われていた記録があるほど歴史のある仕上げの手法です。
シンナーやニスなどを一切使用していなため、環境にも人体にも優しい仕上げです。
食品、医薬品や化粧品に使用されるほどで、食品では粒状チョコレートの表面をツルツルにしたり、柑橘類をツヤツヤに見せる保護皮膜材、レモンやチーズに印字する際のインクにも使用されます。医薬品では、胃では溶けずに腸で溶ける錠剤に使われているそうです。化粧品ではマニキュア、マスカラやヘアースプレーなどにも使われるそうです。
日本で販売されているシェラックは、主に高級なバイオリンやギターの塗装、修理用に販売されていますが、
需要がすくないのもあってとても値段が高いものがほとんどです。
また、家具ではチーク材やマホガニーのアンティーク家具によく使用されており、美しい木目を生かすことができます。
ホルムアルデヒドもよく遮断するそうですので、最近注目されています。

このようなシェラックを用いて家具のフィニッシュが行われます。


これらのFinishの工程はとても大変で技術も必要です。
一度シェラックを塗っては乾かして、、これを何十回も繰り返すことで、シェラック特有の深みのあるツヤが出ます。
1つの家具の形が完成しても、このFinishにその3倍くらいの日にちがかかります。
ですので、バリのたいていの家具工場には、家具を作る職人1人に対し
仕上げの職人は4・5人くらいいます。この仕上げで家具のイメージが随分変わってきます。

こうしてやっと世界に1つしかないハンドメイド家具が完成します。

 

機械で切断された木材を組み立てただけの家具には出せないハンドメイドならではの
魅力を是非、お客様自身で、実際に見て触れていただければ実感できると思います。


執筆者 加藤鉄平
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