HOMELINENUPSTUDIOCLOSEUPA/C MagazineFavorite MuseumsLINK購入のご案内

■CLOSEUP

新見 隆については「CLOSEUP」をご覧ください。

カートの中身を見る

1. Hadrien	ハドリアヌス帝 1Hadrien
1. Hadrien	ハドリアヌス帝

行動そのものが、思想だった古代。肉体そのものが、美だった時代。エジプト少年を愛した。マルグリット・ユルスナールが、晩年メイン州の島で書いた『ハドリアヌス帝の回想』。人間が生死のはざまを超えて、宇宙と呼吸しあっていた。そんな古代が、どのページにも息づく。生涯に一冊でいいから、とんでもない本を書きたい。旧作だが、ユルスナールが呼びよせた人形。

カートに入れる
SOLD

H38cm ¥35,000

2. Hanna Hoch	ハンナ・ヘッヒ 2Hanna Hoch
2. Hanna Hoch	ハンナ・ヘッヒ

ラウル・ハウズマンのパートナー。「ダダ人形」を作って、手にもって踊った。コラージュが、もっとも上手かった人。もとはテキスタイルのデザイナー。世界を切りとる女神。最初の人形は、同僚で姉貴分、岡部あおみさんにあげた。去年のヘッヒ展を機に、再作。武蔵美の視覚伝達デザインを出て、美しい装丁をやる、西尾さんにもらった布とビーズを使う。箱は、コーネル。コラージュは、ヘッヒ。そして人形はクレーで、畢竟、エピゴーネンたるを逃れられない私がいる。

カートに入れる
SOLD

   

H30cm ¥84,000

3.Romaine Brookes	ロメーヌ・ブリュックス 3Romaine Brookes
3.Romaine Brookes	ロメーヌ・ブリュックス

パリにやって来た、アメリカ人変種、というのは、ガートルード・スタインご同様。20世紀の貴種流離譚のごたぶんにもれず、大レズビアン。男装の麗人、として知られた。ロシア・バレエ団の美女で愛人、イダ・ルビンシュタインや、ジャン・コクトーをよく描いた。アール・デコ的キャンプ。

カートに入れる
SOLD

    H24cm ¥35,000

4.Tamara de Lempicka	タマラ・ド・レンピッカ 4 Tamara de Lempicka
4.Tamara de Lempicka	タマラ・ド・レンピッカ

忘れられたアール・デコ画家にして、ダヌンツィオを虜にした、ポーランド美女。摩天楼を背景にした、ロボット的アンドロギュヌスたちを、湿った鋼のような肌合いで描いた。三流画家とされるが、ポスト・キュビズムのアンドレ・ロートの弟子。社交界の寵児として、ニューヨークに流れつき、やがてハリウッドを経由して、ニューメキシコで死んだ。パリのアトリエは、マレ=ステヴァンス設計の秀逸なインテリア。

カートに入れる
SOLD

   

H26cm ¥35,000

5. Robert Shumann	ローベルト・シューマン 5 Robert Shumann
5. Robert Shumann	ローベルト・シューマン

この二年間、私はまったくシューマンの引力圏にあった。繰りかえし、繰りかえし、飽くことなく、日々聴いた。豪壮と繊細。晴朗と韜晦。光の木漏れ陽と、夜に天を龍のように駆けまわる、冬の夜の稲妻。そうした徹底して切り裂かれた二面性が、私をとらえて離さなかった。身体ぜんたいで、彼を理解しようとした。そしてやがて、「謝肉祭」のコーダのなかに、彼の最後の狂気までも、見えるようになった。

カートに入れる
SOLD

   

H20cm ¥35,000

6. Franz List	フランツ・リスト 6 Franz List
6. Franz List	フランツ・リスト

ショパンは別格だが、シューベルト、シューマンを経過して、じつに長いことかかって、私はロマン派の大成者、リストまでたどり着いた。十年がかりの、音楽体験だった。自分のロマン派的体質を、内がわから、鋼のように鍛えあげる年月だったと理解している。リストのとっかかりにきて、彼のなかに見たのは、ロマン派の痙攣的な麻薬のような陶酔でなく、深く静かに息づく、諦念に似た寝息だった。前作は、畏友の写真家、今道子が買ってくれたので、再作。ただこれも、リストらしく、鍛えなおしたい。

カートに入れる
SOLD

   

H36cm ¥35,000

7. Egon Schile 	エゴン・シーレ 7 Egon Schiele
7. Egon Schile 	エゴン・シーレ

死とエロスに殉じた宿命の画家といわれるが、クリムトとともに、ハプスブルグ朝が倒れた、一九一八年に二十八歳で夭逝した。痛々しいまでに、捩じれた肉体。苦悩しのたうつ人間と、死の淵に沈んだような、町や樹々。自意識のなかの、生命の危機。グラフィックな天才を発揮した、モダンな火花を散らした。

カートに入れる
SOLD

   

H21cm ¥35,000

8. Oscar Wilde	オスカー・ワイルド 8 Oscar Wilde
8. Oscar Wilde	オスカー・ワイルド

「アーサー・サヴィル卿の犯罪」の、狂った美意識。凍りつく淋しさ、童話「幸福な王子」。男色で投獄。「獄中記」は高校時代の座右の書。死ぬ前にカトリックに帰依。三島由紀夫のワイルド論はすごい。エプスタインが彫ったぺール・ラシェーズの墓は、両性具有の飛ぶスフィンクスだ。何故か、亡命中の上海で「支那革命外史」を書く北一輝にダブる。

カートに入れる
SOLD

   

H29cm ¥35,000

9. Franz Shubert	フランツ・シューベルト 9 Franz Shubert
9. Franz Shubert	フランツ・シューベルト

真に透明な寂寥を、持っていた。死と隣りあわせの孤独。亡き建築家の豊田さん曰く。ウィーンの森を冬に歩く。木枯らしで小石が飛んできて、体にパツパツとあたる。痛くはない。ただ、自然を感じるだけ。これがシューベルトだと。

カートに入れる
SOLD

   

H24cm ¥35,000